WordPressでAIに下書きを任せても自動公開しない承認の手順
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結論は承認待ちで必ず止めること
AIに記事の下書きを任せるとき、誤った原稿の公開を防ぐ基本は、生成と公開のあいだに人の承認を必ず置くことです。
Rootpublishは、会社やサービスの情報をもとに記事と更新案を準備し、WordPress上で確認・承認するためのプラグインです。AIが原稿を提出しただけでは公開されません。生成結果は承認待ちとして保存され、公開権限を持つ人が本文と出典を確認してから、公開するかどうかを決めます。
一次情報を先に承認する
最初に整えるのは、AIへの指示ではなく記事の根拠になる会社情報です。Rootpublishでは会社情報ごとに本文・出典・確認状態を保存します。確認前の情報や非公開の情報は、記事の根拠として使われません。根拠にしたい情報は、生成を依頼する前に承認済みにしておく必要があります。
登録の仕方については、Rootpublish編集ガイドが次の方法を提案しています。事実と解釈を分け、時点・条件・出典・公開範囲を記録します。事例を登録する場合は、相手の課題、実施した対応、結果、測定条件、確認先、公開可能な範囲を整理し、未確認の項目を推測で埋めません。これは編集上の提案であり、検索順位を改善したという実測結果ではありません。
会社情報は、ミッション・ビジョン・バリュー・コンセプト・メンバー・事例・サービス・その他に分類されます。ミッションやバリューは目的や判断基準を示すもので、成果の証拠にはなりません。また、メンバー情報から執筆・監修・資格を推定しないという原則もあります。分類を意識して登録しておけば、会社の方針が実績のように書かれている箇所を確認時に見分けやすくなります。
依頼の前に読者の疑問を1つ決める
編集ガイドでは、依頼の前に読者の疑問を1つに絞り、その疑問に関係する情報だけを選ぶことを提案しています。Rootpublishの編集原則でも、会社情報をすべて入れるのではなく、記事に関係する情報を選んで使うことになっています。
疑問を先に決めるのは、Googleの案内とも合っています。Googleは、生成AIでコンテンツを作る場合も正確性・品質・関連性を重視するよう案内しています。利用者に価値を加えない大量生成は、スパムポリシーに抵触する可能性があるとも説明しています。誰のどの疑問に答えるのかを依頼の段階で決めておけば、ページ数を増やすこと自体が目的になるのを防げます。
生成は利用者自身のAIで行う
Rootpublishは、利用者自身のAI APIまたは対応するMCPホストから原稿を受け取ります。APIの利用料金は、AIの提供元へ直接支払います。
MCPは、AIが実行されている間だけ使う接続方式です。接続しただけで、停止中のAIが定期的に記事を作るわけではありません。「つないでおけば記事が自動で増える」という前提で運用を計画しないよう注意してください。どちらの方式でも、提出された原稿は承認待ちとして保存されます。
会社情報、記事の提案、承認履歴は利用者のWordPressに保存されます。会社情報と提案を書き出す機能もあります。
本文と根拠を段落ごとに照合する
Rootpublishは、原稿の段落ごとに参照した情報のIDと版を記録します。承認時には、元の情報が変更されていないかを検査します。分類された会社情報と編集方針の版も検査の対象です。
ただし、版の検査で分かるのは元の情報が変わったかどうかまでです。本文の内容が根拠と意味の上で一致しているかは保証されません。この照合は承認する人の仕事です。
編集ガイドでは、主張ごとに根拠との対応、数字と条件、公開範囲、読者の次の行動を確認することを提案しています。実際の作業では、段落に記録されたIDの情報を開き、本文と見比べます。たとえば、数字が根拠と同じか、根拠にある条件や限定が削られていないか、根拠にない成果や保証が加わっていないかを確かめます。
既存記事は反映前後の違いも確認する
既存記事では、投稿タイトル・本文・公開状態がどう変わるかを確認します。RootpublishはSEOプラグイン専用のメタ情報へは書き込みません。ただし、SEOタイトルやdescriptionを投稿タイトルや本文から作るテンプレートは、記事の変更に伴って出力が変わる場合があります。
編集部の導入手順案では、まず検証用の環境で1記事だけ承認して反映し、ログアウトした状態で受け取るHTMLとSEO設定画面を比較します。問題があれば該当する記事の変更を復元し、SEO側・テーマ側・キャッシュ側の設定を別途確認します。
画像・リンク・表・独自ブロックを含む記事は、構造を保つため自動更新の対象外です。この場合はWordPressでの手動編集が必要です。
公開判断は人が行い結果は実測で見る
照合が済んだら、公開権限を持つ人が公開するかどうかを決めます。Rootpublishは、検索順位やAIからの引用を保証しません。検索改善については、1件の改善を承認して公開した後、同じページを7日間観察し、実測で判断する設計になっています。
公開を判断するときは、読者の疑問に正確に答えているか、根拠にある条件が本文に残っているかを基準にしてください。